あらすじ

ジョンは小さいころから自分で物事を決めることができない。しかし今日、すべては変わった…
クロスレビュー
1回の鑑賞では理解しきれない点があり結局3回鑑賞しました。遅刻しているにもかかわらずコーヒーを入れる主人公ジョンの姿からはじまり…一体どこのだれとどんな会議をしているのか?なぞが多い展開に引き込まれます。本作はとても巧みな言葉遊びがじわじわと癖になる作品でした。急いでいるにも関わらず次々とやってくる来客との会話もどこか噛み合っていないように感じる違和感。すべて意味のあるものだったのかとそこまでがラストの展開から振り返り、理解出来るとやっと本作のうまみに出逢えたといううれしさがこみあげてくる。おそらく少なくとも2回見るべき作品!2回目の景色は全く違う景色だと思います。
補足として、本作と同じ邦題、同じ制作国フランスの作品をmyfffで鑑賞していた。同じフランスの作品だけど全く違う内容なだけに少し混乱。原題が違うのですがご注意を!
映画の評価
ハラハラワクワク
(3.5)
ドキドキ
(3.0)
考えさせられる
(4.0)
笑える
(3.0)
泣ける
(2.0)
総合評価
(3.0)
ドタバタコメディかと思いきや、そうでもなく、持って回ったセリフも原語が分かればきっともっと面白いのだろうけれど、と初見時には少々混乱してしまいました。が、2度目の鑑賞でようやく核心を掴んでみたら、本作は、幸せな一編でありました。ハッキリしない男がハッキリするまでの時間。登場人物に味があり、特に何役もこなした俳優が楽しくて。ちょっと変わったユーモアには戸惑いつつも、笑えたり。人生を決める決断は案外、こういう勢いから生まれるのかもしれません。
映画の評価
ハラハラワクワク
(3.0)
ドキドキ
(3.5)
考えさせられる
(3.0)
笑える
(3.0)
泣ける
(2.0)
総合評価
(3.0)
作品データ

原題/Words Unspoken
制作年/2017
制作国/フランス/ベルギー
時間/15:13
ジャンル/コメディ・ロマンス
受賞歴/
原作/
配給/
監督/Stéphane de Groodt
出演者/