信じるモノを作り出したモノが得たモノとは?「私が神」

あらすじ

マッシモはローマでB&Bを営んでいたが、建物の老朽化が進んで客の入りは厳しく、のしかかる税金にあえぎ苦しんでいた。ひらめいた解決策は、B&Bを礼拝の場に変えて、宿泊者からは寄付金を受け取り、免税の優遇制度を利用すること。姉(M・ブイ)やイデオロギーの研究者(G・バッティストン)を巻き込んで、新しい宗教を打ち立てようとする。

レビュー

村松健太郎のレビュー

イタリア映画、ヨーロッパ映画らしいコメディ映画。テンポの良さと、主人公たちの好演で最後まで飽きさせずに見せます。社会の中に入り込む宗教の在り方の部分などは日本人でも意外な程にピンと来るのではないでしょうか?人が人によって成長し、成長させる姿にはちょっと感動を覚えます。

映画の評価
ハラハラワクワク
(4.0)
ドキドキ
(2.0)
考えさせられる
(3.0)
笑える
(4.0)
泣ける
(4.0)
総合評価
(2.0)

編集長のレビュー

宗教にコメディのスパイスをかけるとこんな味になるのか!ちょっぴりブラックな笑いも全てを良しとしてくれるのがイタリア人の魅力だろう。もう少しエロの要素を出しても良かったのかなという点でやや残念ではあったけれど人情物語としてはラストの展開まで良く出来ていた。終りよければ全てよし。

映画の評価
ハラハラワクワク
(4.0)
ドキドキ
(3.0)
考えさせられる
(3.0)
笑える
(4.0)
泣ける
(3.0)
総合評価
(3.5)

作品データ

原題/Io c’è

制作年/2018

製作国/イタリア

時間/100分

ジャンル/コメディ

監督/アレッサンドロ・アロナディーオ Alessandro Aronadio

出演/エドアルド・レオ、マルゲリータ・ブイ、ジュゼッペ・バッティストン

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