あらすじ

ヨシはユダヤ系肉屋の人気店員だったが、ある日失業してしまう。同じユダヤ系のお店で職探しをするがうまくいかず。そんな彼の目の前に現れたのはアラブ系のハラール肉屋だった。
クロスレビュー

本作に登場する「ダビデの星」はナチスドイツの占領地においてユダヤ人を識別する為に使われた紋章。これに気付いていじるアラブ系の人とのやりとりは子どものいたずらのようでもあり、悪質ないじめのようにも感じる。(ブラックコメディとしてとらえて笑ってやりすごすのが正解?)得意なことを自分で過大評価してしまうことは良くないけれど、自信を持つことも大切なことだと考えさせられた。
映画の評価
ハラハラワクワク
(3.5)
ドキドキ
(3.0)
考えさせられる
(3.5)
笑える
(4.0)
泣ける
(3.0)
総合評価
(3.5)
精肉店員の転職にユダヤとアラブという人種や、宗教といった国際問題を絡めた一作。
両者の歴史を知っておくと、ことの重大さやカルチャーギャップの笑いがより際立つでしょう。ただ、そういったことはあくまでもバックグラウンドでしかなく、映画自体はコメディで、物語のテンポもよく、楽しく見ることができます。オチの爽やかさも好感が持てます。
映画の評価
ハラハラワクワク
(3.0)
ドキドキ
(3.5)
考えさせられる
(4.0)
笑える
(1.0)
泣ける
(1.0)
総合評価
(3.5)
作品データ

原題/The Chop
制作年/2016
制作国/イギリス
時間/17分
ジャンル/コメディ
受賞歴/
原作/
配給/
監督/Lewis Rose
出演者/