少女から女性へ…「処女の誓い」

あらすじ

15年ベルリン国際映画祭コンペティション部門に選ばれた女性監督ビスプリのデビュー作。女性の地位が低いアルバニアの山村。自由を求める少女ハナは、伝統的な掟に従って終生処女のまま、男として生きることを誓う。成長にともない自分でも制御不能な感情が押し寄せてくる。アルバニアとイタリア、過去と現在、男性と女性といった対照のなか、一人の人間の心の微細な揺れ動きを見事に表現するのは、世代を代表する女優ロルヴァケル。

レビュー

編集長のレビュー

男尊女卑がここまで根強く残っている地域がまだ世界にはあるのか…。女性の扱いがまるでモノのようだった。過去と現在の対比で考えさせられる普遍的なテーマは静かにも力強いメッセージがつまっていた。

※人数制限のある作品の為ご興味ある方はお早めの鑑賞をおすすめします。

映画の評価
ハラハラワクワク
(3.0)
ドキドキ
(3.5)
考えさせられる
(4.0)
笑える
(1.0)
泣ける
(2.0)
総合評価
(3.5)

作品データ

原題/Vergine giurata

制作年/2015

制作国/イタリア

時間/90分

ジャンル/ドラマ

監督/ラウラ・ビスプリ

出演者/アルバ・ロルヴァケル、フロンヤ・コデリ、ラース・アイディンガー

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