森山未來監督作品「in-side-out」

あらすじ

どんな理由からか、部屋に引きこもっている男(永山瑛太)。他者との関わりを持たなくなった男の脳内では、外の世界への妄想や過剰な自意識が常に垂れ流され、次第に虚実が裏返っていく…。

クロスレビュー

https://twitter.com/asf_wowow/status/1347543589069357056
出典:公式「アクターズ・ショート・フィルム」Twitterより

編集長のレビュー

ひきこもり男のひとつの部屋の中で起こる世界。この作品のジャンルをなんと呼んだらいいのか正直とても難しい。ミュージカルでもないが作品の主軸には主人公がつぶやく様に歌う音楽があふれていてなんだこの変な音楽と最初は思っていたのにいつの間にかその言葉遊びのような音楽の世界に引き込まれ部屋に居たはずなのに森の中にいる。5つの作品の中で後をひく作品はダントツでこの作品!まだ森山ワールドを味わいたい人は監督1作品目が2020年2月末まで無料で公開中のこちらをチェック!

映画の評価
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村松健太郎のレビュー

5作品あるアクターズ・ショート・フィルムの中で監督の持ちうる特性、得意とするフィールド、自分独自の表現方法を一番感じる作品になっています。森山未來のこれまでの舞踏・ダンスパフォーマンスをそのまま映像化したような作品になっています。こういった作品はショートフィルムを見ているとときおり現れるものですが、実験的な演出はショートフィルム以外ではなかなか成立しないので、今回のラインナップに入ったのはいいことだと思います。永山瑛太にダンスのイメージはありませんでしたが、身体能力の高さは以前の出演作品で感じさせていたので見事にはまりましたね。独特のリズム感のあるモノローグも癖になります。

映画の評価
ハラハラワクワク
(3.0)
ドキドキ
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総合評価
(4.0)

作品データ

https://twitter.com/asf_wowow/status/1345278657330233345

原題/in-side-out

制作年/2020

制作国/日本

時間/25分

ジャンル/ショートフィルム

受賞歴/

原作/

配給/

監督/森山未來

出演者/永山瑛太

監督作品一作品目のクロスレビュー

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