あらすじ
ビルから飛び降りようとしていた慶(竜星涼)を引き止めた隼人(大東駿介)は、ロシアンルーレットの賭場へ彼を連れて行く。異様な世界で、慶と隼人がみたものは。
予告
クロスレビュー
演劇畑出身の津田健次郎ですが、映画監督志望でもあり2019年にはドキュメンタリー映画で監督デビュー済みということで、どこか余裕を感じさせます。津田監督に加えて、主演の竜星涼と大東俊介の二人も舞台作品への出演が多く、どこか演劇(二人芝居)を見ているような感覚になります。竜星涼はこういう巻き込まれ型というか、極端な舞台に放り込まれる役柄があっているような気がします。大東俊介もいつの間にかこんなにクセの強い役をこなせるようになっていました。アイデア勝負の映画のようですが、実は演者の演技力をはっきり魅せる作品としての一面を持っている作品になっています。
映画の評価
ハラハラワクワク
(3.0)
ドキドキ
(3.0)
考えさせられる
(3.0)
笑える
(2.0)
泣ける
(1.0)
総合評価
(3.5)
WOWOWのアクターズショートフィルムのルールのおかげで2日間という短い撮影時間が課せられた。その中にドローン撮影、火薬を使用した撮影、外での夕暮れまでの時間制限のある撮影をよくとりきったな!ということをまずは賞賛したい。内容もかなり作り込まれた世界で25分では理解するにはシャクが短く感じるほど。出演者にも恵まれたおかげでいい緊張感が作品にほとばしっている。5作品の中で一番しびれる大人のショートフィルム。
映画の評価
ハラハラワクワク
(4.0)
ドキドキ
(3.0)
考えさせられる
(3.0)
笑える
(1.0)
泣ける
(1.0)
総合評価
(3.0)
作品データ
原題/
制作年/2020
制作国/日本
時間/25分
ジャンル/ドラマ
受賞歴/
原作/
配給/
監督/津田健次郎
出演者/竜星涼、大東俊介