myfffクロスレビュー「青く震える娘 」

あらすじ

ニルスは、恋人のフローラを両親に紹介しようと車でプロヴァンスに向かう。ところが、道中で奇襲にあい、ニルスは逃げ出し、フローラは捕まってしまう。フローラを捕らえたのはニルスが過去に関係を持った女性たちだった。

クロスレビュー

村松健太郎のレビュー

フランス映画というか、フランスの芸術の一つの潮流の一つであるシュールレアリスム映画の新作と言った趣の映画。色鉛筆画または水彩画のような独特なタッチのアニメーションで制作したというのが新味ではないかと思います。明確な解釈を提示せず、その一方でショッキングな描写を差し込んでいたりするのをみるとカルトクラシック映画サルバドール・ダリ&ルイス・ブニュエルの『アンダルシアの犬』を思い出さずにはいられません。あれは何なのか?と頭をひねり続けるのがこの映画の見方として最適ではないかと。

映画の評価
ハラハラワクワク
(3.0)
ドキドキ
(3.5)
考えさせられる
(3.0)
笑える
(1.0)
泣ける
(1.0)
総合評価
(3.5)

フレームホッパーのレビュー

彼氏の親に会いに行く道中の車内で、デリカシーに欠ける彼氏の発言を発端に、女性の不安や衝動を魔女の鍋で煮込んだかのような白昼夢じみた展開に……。独特のアートワーク、グロテスクな内容、不安を誘う音楽で構成されていて、風邪の時に見る悪夢のように心に残る。重苦しい不安だけでなく、絶妙なタイミングで差し込まれるバイオレンスと音楽を心地よく感じてしまう部分も含めて、妙な気持ち悪さがある(褒め言葉)。

映画の評価
ハラハラワクワク
(3.0)
ドキドキ
(3.0)
考えさせられる
(3.5)
笑える
(2.0)
泣ける
(2.0)
総合評価
(3.0)

作品データ

原題/Filles bleues, peur blanche

制作年/2019

制作国/フランス

時間/9分53秒

ジャンル/アニメーション シュールレアリスム

配給/

監督/Marie Jacotey Lola Halifa-Legrand

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